芋煮会というイベント
最近ではあまりお目にかからないが、私が子供の頃はよく芋煮会というイベントが行われていた。
当日、会場である学校に行くと、校庭のど真ん中にびっくりするほど大きな釜鍋が設置されているのです。
おそらくかの大泥棒の石川五右衛門が茹でられた釜と同じサイズのものではないでしょうか。
こんなに大きな釜鍋を見るのはめったにないので、私以外の人たちも物珍しそうに釜鍋を見ます。
しばらくすると役員の人たちが大勢やってきて、芋煮会の開催を宣言するのです。それからは忙しくなります。
大人たちは家庭科室に行き、嬉々として芋や野菜、肉を刻んでいます。校庭ではまた別の役員たちが釜に火をくべて沸騰させています。
若干遠くに居ても釜の熱を感じたので、近くで作業をしていた役員さんたちは大変だったことでしょう。
材料が釜鍋に入り、びっくりするほど大量の味噌が入れられ、しばらく煮こまれて芋煮の完成です。
普段野菜を食べなかった私もこの日ばかりは貪るように芋煮を平らげました。
