子供の頃の芋煮会の想い出

芋煮会というイベント

最近ではあまりお目にかからないが、私が子供の頃はよく芋煮会というイベントが行われていた。
当日、会場である学校に行くと、校庭のど真ん中にびっくりするほど大きな釜鍋が設置されているのです。

おそらくかの大泥棒の石川五右衛門が茹でられた釜と同じサイズのものではないでしょうか。
こんなに大きな釜鍋を見るのはめったにないので、私以外の人たちも物珍しそうに釜鍋を見ます。

しばらくすると役員の人たちが大勢やってきて、芋煮会の開催を宣言するのです。それからは忙しくなります。
大人たちは家庭科室に行き、嬉々として芋や野菜、肉を刻んでいます。校庭ではまた別の役員たちが釜に火をくべて沸騰させています。

若干遠くに居ても釜の熱を感じたので、近くで作業をしていた役員さんたちは大変だったことでしょう。
材料が釜鍋に入り、びっくりするほど大量の味噌が入れられ、しばらく煮こまれて芋煮の完成です。

普段野菜を食べなかった私もこの日ばかりは貪るように芋煮を平らげました。

連絡網のなくなった時代

今時の学校では、連絡網を回さないようになっています。
なんでも個人情報保護の観点からだそうです。考えてみたら私が小学校の頃は、クラスみんなの住所や電話番号がまるわかりでしたね。

別にそれが悪いことではないのでしょうが、今はそれを利用して悪いことをする人が増えてしまったのでしょう。
人と人との繋がりが希薄になっている時代なのです。

私は自分の隣の部屋に住んでいる人を知りません。
時たま聞こえてくるハードロックな音楽から、学生さんかなと思ってはいるのですが。

たまに家から出ようとする時、隣の人も出ようとする気配を感じます。
そういう時はちょっと待って、お隣さんが出ていってから、家を出るのです。

別にどうということはないのですが、顔を合わせるのが面倒くさいのです。
では現在の連絡網はどうなっているかというと、携帯のメールが使われているのです。

先生が一括送信をするようです。これだったら連絡のタイムラグもないし便利ですね。